ペルルミューテルのモーツァルト

久々の更新になってしまった。
まぁ、いろいろあったって事にしておいてください。誰が見ているかはしりませんがw

では、本題

もともと、ウィンドウショッピングするのが好きなのですが、最近はウィンドウショッピングしているところでいろいろ見つけてしまい、自分の探し検討しているもののほかに購入してしまうことが、多々あります。そういう体で、買ったのが今回のヴラド・ペルルミューテルのモーツァルトピアノソナタ全集です。
ペルルミューテルというと、だいたいラヴェルに師事し、ラヴェル弾きとして有名です。しかしこれは一風変わったモーツァルト。ペルルミューテル自身も別にラヴェルばかりを弾いているわけではなく、もともとはショパン弾きでもあったそうなので、モーツァルトとて弾いていても不思議ではないのですが、どうやらこの音源自体はずっと長く闇に葬り去られていたもののようです。フランスのVOXで発売されたそうですが、どうやらそれ自体はもう廃盤になっていてさらにCD化もすることもなくまさに幻となりつつあるものだったようで、著作権の関係から最近VOX以外で発売され、話題になり改めてVOXが元音源として販売したのが、今回手に入れたCDという訳だそうです。
個人的にとりたててモーツァルトを聴く方ではないのですが、店頭でサンプルを聴いてすごく惚れてしまったので、つい買ってしまいました。サンプルで聴いたのもよかったのですが、そのほか入っていたものもすごくよかったです。もともと、モーツァルトピアノソナタバレンボイムの全集で買ったのですが、いまいちだったのですが、今回のは本当に私好みな感じです。
さすがにラヴェル弾きらしい、きれいなサウンドを奏で、可憐な感じがとてもよく、また録音自体はモノラルにもかかわらず音質はすごく良好で、ピアノも特殊なピアノを使っているらしく、それがまたマッチ。たしかに、バレンボイムの全集もデジタル録音で音質はきれいでよかったのですが、それとは違う何かを訴えてくるのが何ともいえませんでした。
価格も、4枚で3000円位だったので、つい購入してしまいました。学生時代ならこんなことでほいほいお金出したりはしなかったけどなぁ…w

それでは、また次のお話で。

最近の状況

なんだか、普通に1ヶ月に1度更新みたいになってきちゃったなぁ…
結構継続してやろうと思ってたんですけどね。意外に更新って難しい。

まぁ、そんな愚痴はいいとして最近の近況だけ。

普通にCDの購入率が上がっております。火をつけたのは間違いなく図書館の貸し出しコーナー。
呼び覚まさなくていい購入意欲を呼び覚ましちゃいましたからね。
そして、なにより、学生時代よりお金がある。
これが困りもんですね。
まぁ、いまでもそこそこやりくりしているわけですけど、それでも一回で買える料金は全然違いますよね。
前は、1000円のCD1枚買うか買わないかでなやんでましたが、最近は何枚買うかで悩んでますからね。
こわいもんだ。

この間も、といっても日曜の話ですが、結局4タイトル計6枚を購入
買おうと思っていたもの以外を買ってるってのが、ちょっとポイントですよねw
まぁ、少し安くなるってわかったので、買っちゃったんですが。

製品版は何となくまだぽんぽん買えるわけではないですね。とは言っても、製品版自体でほしいものが、あんまりないってのは現状ですが。まぁ、ムラヴィンスキーとギレリスですから。仕方ない。

しかし、最近あまりにもムラヴィンスキーが多すぎです。この間紙袋いっぱいになったので今度数えてみようと思います。増える一方。だいたいロシアンディスクにも手をだしているんだから、問題ですわ。

そんな訳で最近の状況と愚痴をちらほら。
また次のお話で…

ミュンシュ×ボストン響

やはり、なかなか仕事が休みになると同時にいろいろやりたいにもかかわらず、普通にサボりますねいろいろw
だいたい、サイトの日記ですら書かなくなるのに、どうしてこのサイトに書き込みがあろうか(反語w)
もうちょっと考えて運営していかなきゃな。こっちはまだしも、もうひとつのほうはデジカメ運用のために始めたというのにちっともやりはしない。
だめだこりゃ。


さて、本題に入っていきたいと思います。
今回は、ミュンシュです。シャルル・ミュンシュ。フランスを代表する指揮者(ドイツに近いけど)そして、フランス音楽にかけては最高の解釈(私の中で)してくれる指揮者です。
その指揮ぶりはまさに、獅子のように振るうスタイル。観客も驚かされますが、演奏者もよくおどろかされていたそうで指揮を振るときリハーサルと同じようには絶対に振らなかったそうです。
それだけ、ミュンシュはスリリングでありその中に繊細な表現が含まれている天才指揮者なのです。


今回は、数あるミュンシュの演奏の中でバレエ音楽「ダフニスとクロエ」を聴いて久々に熱いミュンシュの指揮に感動でした。
「ダフニスとクロエ」自体も、結構録音しており、今回は62年のライブ録音を購入しました。
スタジオ録音はもっているので、いいかなとおもったのですが、普通に限定でもう商品なくなり次第終了とかいてあったので、前回のムラヴィンスキーの二の舞はふみたくなかったので、購入してしまいました。
しかし、これ買って損はなかった。ライブということを考慮して録音は上場。さらに、臨場感がすごい。やっぱりこういう曲をミュンシュにやらせたら最高だわ。一緒に収録されているラ・ヴァルスもちょっと行き過ぎてる感もあるけどこれもすばらしい。
もういうことはありません。至福のときでした。
こういうのは生できけたらなぁといつも思います。この時代に生まれたことはいいとは思っていますが、歴史的な指揮者がほとんどいないって言うのはちょっと残念といつも思います。

[rakuten:guruguru2:10187288:detail]
*これは今回紹介した曲ではありませんが、こちらもたいへんよいです。

では、また次の話で…

ムラヴィンスキー×レニングラードフィル

最近は、歳のせいか思いものを持つと、相当体に負担がかかりますね…
なんだろ、昔はねじ式ティンパニとかを軽々持ち上げていたのになぁ(中学生のとき)
チャイムやハープも運んだのになぁ(高校生のとき)
ほんと、少し動くと体が悲鳴を上げているような気がします。やせろってことかなぁ?
最近やっと体型について考えるようになったこの頃です。


さて、本題に入っていきたいと思います。
前に、ムラヴィンスキーブームと言うことは書いたかもしれませんが、ちょっとここの所冷め気味でした。
というのも、
・手に入れられる音源がなかなか無いと言うこと
・ギレリスにはまってしまったこと
・またミュンシュに傾きはじめたこと
などという理由ですこし離れていました。一応、図書館でそれなりに借りてはいたのですが、そのディスクがいまいち。ということで、すっかりまたでいいかなと思っていたのですが、前々から手に入れたいものが手に入ったのです。


ムラヴィンスキー幻想交響曲


これですよ。(ちょっとマイナーなので特に情報なしw)
1960年の録音モノラルです。まあ、音質に関してはモノラルと言うことを差し引けばまあまあだと思います。
これはすごいわ。ライブということもあり、激しいのひとこと。この演奏を録音では表現仕切れていない部分もありますが、それでもすごい。これは現場に居た人はすごかったんだろうなぁと。
表現も演奏もまさにムラヴィンスキーレニングラードフィル。
幻想交響曲を表現していると考えるのはちょっと難癖つける人もいるかもしれませんが、そういうのを一つ置いておいてもすごい。
ムラヴィンスキーファンは絶対に聞くべきだとおもいますが、何分もう売ってるところが無いかもしれませんが…
今回結構幸運なことに手にすることができたので、この至福を皆さんにも伝えたいと思い書き込みです。

では、また次の話で…

その44


結局、やろうとして、曜日そろえるのに明日にしようとか思ってると、その日忙しくてできないとかになる。もうわかってたのに。ホントに関係なく不定期にお送りしようと思います。

では、本題


1:曲名

組曲「道化師」より


2:団体名

青森県弘前南高等学校吹奏楽部(指揮:斉藤久子先生)


3:演奏大会名及び年

全日本吹奏楽コンクール第26回大会(1979年)


4:曲紹介

作曲はドミトリー・カバレフスキー  編曲は藤田玄播

道化師と聞いてピンと来ない人もいるかもしれませんが、2曲目のギャロップは聞けばよく運動会でかかっている超有名曲です。
作曲者のカバレフスキーはロシアの作曲家で「道化師」は「コラ・ブルニョン」にならぶ彼の代表作です。
曲は、プロローグ、ギャロップ、行進曲、ワルツ、パントマイム、間奏曲、短い叙情的な場面、ガボットスケルツォ、エピローグの全10曲で構成されており、全体を通しても15分強の曲で、一つ一つが短く楽しめる曲となっています。
カバレフスキー本人は1987年まで存命であったので、わりと現代音楽に近い曲をイメージしますが、そんなことは全然なく、むしろあかるく楽しい曲となっています。
今回はそのなかから、抜粋して演奏されています。



5:個人的評価

前に、5金団体のひとつとして紹介した、弘前南高校の演奏です。さいきんでは、生駒中が演奏をしたそうですが、そちらは、まだ未聴なので、こちらを紹介。この曲皆さんが知っているとおり野曲であり、結構簡単に聞こえてしまう曲です。ですが、この簡単な曲こそ難しく、この曲のもつ楽しさなどを伝えるのは難しいです。その曲を、弘前南高校は鮮やかに演奏しています。なぜ、5金を一発とってその後、コンクールから消えてしまったのかは謎ですが、決して下手なバンドではなかったのですから、また聞いてみたいと思います。そして、思いの外、録音を手に入れることができなかったので、ホントにダウンロードできるようになって良かったなと思いますよ。


それでは次のお話で

サンソン・フランソワ

最近はピアノ曲にはまり気味です。原因はギレリスなんですけどね。もともとピアノ曲事態はバルトークの時に少しはまったのですが、それからほとんど聞いていない状態でしたけどね。
ちなみに、ギレリスはベートーヴェンのピアノ協奏曲を2つほど購入。それからザルツブルグの音楽祭のライブ(ドビュッシーストラヴィンスキーが入ったやつ)を購入しました。普通になんだかなぁって感じで購入してます。

で今回の、フランソワ。フランソワはフランス生まれのピアニストです。ショパンラヴェル、ドビュシー弾きとして有名で演奏においてムラがあったり、癖があるものの、根強いファンが多いといのも事実であります。これは最近買った言うわけではなく、前にラヴェルドビュッシーピアノ曲を買っておこうと思って、2枚組みでそれもものすごく安く売っていたので、購入していたわけです。
まあ、それもそのときしっかり聞いていたんですが、ピアノ曲最近また聞き始めたので、引っ張りだしてきました。
フランソワの演奏は賛否両論あるらしいですが、個人的には結構大好きな部類。なんというか、やっぱりフランス人が演奏するフランス音楽は一味ちがいますね。なんていうか、空気がそういう風にできてる人が演奏してこそ、雰囲気がでるというものです。

同僚の人は、ベートーヴェンみたいなしっかりした曲(別にフランス音楽が印象派の音楽がしっかりしてないわけではないですが)の方がよく、ほかはあまり理解できないと言っていましたが、個人的にはラヴェルドビュッシーのようなつかんでは消えるような音楽ってのは好きで、たのしいと思いますね。感性の問題だと思いますが、感じるものがあればそれでいいと思いますし、好きなメロディーがあれば好きなフレーズがあればいいと思いますね。

[rakuten:guruguru2:10174668:detail]
[rakuten:guruguru2:10173122:detail]

それでは、次のお話で。

カール・ベーム×ウィーンフィル

前回からまた結構あきましたねw
その間に、聴いたりしてるのは、ギレリスのCDばかりw
図書館で少々(?)お借りして、ピアノソナタは2,4,5,7,8,10,14,17,18,19,20,21,23,26,29,30,31の17曲を鑑賞。実際に32曲中27曲を録音しており、その中の17曲。前回紹介したピアノ曲選集には、その他に12,16,15,27が収録されているので、21曲。まあ、ライブなんでちょっと違うとは思いますが。そのほかに気分でセルとのピアノ協奏曲4,5番(どうやら名盤らしい)、それから今日紹介するベームとのピアノ協奏曲5番を購入して鑑賞中だったりします。

で、そのほかに聴いていたのが、カール・ベーム×ウィーンフィルベートーヴェン交響曲全集。
本当は、図書館で聴こうと思ったのですが、そろっていなく買ってしまおうかも考えましたが、ちょっとしたところに借りるきっかけがあったので、そちらからちょっと視聴w

ギレリスで相当ベートーヴェンに引きずられましたが、これもまたベートーヴェンに引きずられる要因に。

ベームはドイツ・オーストリアの音楽なら相当鉄板な人で、すごく堅実でしっかりとしたいかにもという感じの演奏をしてくれる人です。それがいやという人もいるんですが、私はもともとベームが好きで、特にカール・ベーム×ウィーンフィルブルックナー4,7,8と聴いていいなぁと思っていてそこからベートーヴェンにはなかなか手が出なかったのですが、今回は思い切って聴いてみました。

いやぁこれがいい。1,2,8以外はもともと曲を知っていたのもあり、すごく楽しめました。改めて、ベートーヴェンがなんでこんなにもてはやされるのかわかったような気がします。やはり音楽がいいですねぇ。
今回のカール・ベーム×ウィーンフィルで特によかったのが、個人的にですが、4,7,8。
4はムラヴィンスキーの演奏をよく聴いていて、さらに演奏したこともあるのでおも入れが深いんですが、これは新たな一面を見た気がします。8番に関しては初めて聴いたような気がしたのですが、メロディー的には聴いたことがある曲で、ここでもベートーヴェンの偉大さに感服。
7番は、最近ではC.クライバー×ウィーンフィルで聴いていたのですが、それよりもホルンが生かされていたり、随所で技を見せてくれたような気がします。

やっぱり通して聴くと面白いものですね。

[rakuten:guruguru2:10168889:detail][rakuten:asahi-record:11645897:detail]

では次のお話で…