その18

今年は本当に寒いですねぇ。去年と同じ格好をしていると本当に寒いと感じることが多いので、たぶん去年より相当寒いんだと思います。この陽気のまま2月に秋田に行かなければいけないのは、どうなることやら…

では、本題


1:曲名

スラヴ行進曲

2:演奏団体

西宮市立今津中学校(指揮:得津武史先生)

3:演奏大会名及び年

全日本吹奏楽コンクール第20回大会(1972年)

4:曲紹介

 作曲はペーター・I・チャイコフスキー   編曲は不明  

 言わずもしれた大作曲家の有名曲です。大序曲「1812」や「ロミオとジュリエット」など管弦楽作品でも人気がある作品が多くその中の一つとしてスラヴ行進曲があります。
 曲は師匠のルビンシュタインから作品を依頼されたものです。セルビア民謡の東洋風な陰湿な旋律で曲が始まり、その旋律が軽快さを強めていき盛り上がり、朗々と唄われていきます。 軽快な旋律線がクラリネットを主体に始まり同じように盛り上がっていきます。 弦楽器が強奏され、曲調を盛り上げ、最後は金管が高らかにうたいあげます。軽快なクラリネットを主体とした旋律を徐々に力強さを増しながら、コーダ部を迎え、すばらしいクライマックスで曲を閉じます。
 いかにもロシア的な曲で最後の盛り上がりまで気の抜けない曲になっています。

5:個人的評価

 伝説の中学生バンド、今津中。もはや中学生とは思えない力強さを発揮し初期の吹奏楽会を盛り上げました。表彰が1,2,3位の時で特別演奏、そして金銀銅のグループ表彰でも特別演奏を行った本当に凄いバンドです。練習法もかなり特殊な感じで、まあ今では少し再現出来ないような感じですが…
 今回の「スラヴ」もとても中学生とは思えない力強さを感じさせ、その中で繊細にみごと演奏しきっています。東の豊島十中、西の今津と言われたほどで、毎年毎年すばらしい演奏を聴かせてくれました。指揮者が代わってからも何度か全国に出場しましたが、ここ15年は出場機会に恵まれていません。しかし、その演奏と伝説は今なおファンが多く忘れ去られることはないでしょう。私もこの演奏を含みとても好きな演奏が多く1ファンだと思いますw



レジェンダリーコレクションズIII

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それでは次のお話で