テンシュテットのDVDとシューリヒトのモーツァルト

またもや、ほぼ月末に更新という体たらく。
実は、普通に書こうと思っていたのですが、何となくで先延ばしでした。
今回も最近購入したものから。
えー、結局テンシュテット・ロンドンフィルのDVDを買ってしまいました。約3000円なり。最近DVDは相当安くなっているんですね。このテンシュテットのDVD、マーラー交響曲が1番と8番と2曲入っています。当然、DVDは2時間くらいが限度ですから、2枚組。2枚組で3000円で買えちゃうんだなぁと。
まず、1番の方は有名らしいシカゴとの演奏です。テンシュテットは最後の録音の方になると、基本はテンポが遅くなり、じっくり派になるのですが、もちろんこの1番も例に漏れず少し、テンポ遅めですが、迫力は桁違いって感じですね。しかし、個人的にはあまり好みでは無いかと。ちょっと金管、特にトランペットがやり過ぎ感がありますね。もちろん、シカゴなのでかの有名なハーセスの御大が吹かれているわけですが、ちょっとやりすぎ。マーラーって感じじゃ無い感じがします。うまいのはわかりますし、演奏もとても集中力が高くいいのですが、自分がラッパ吹きってこともありますが、いただけない演奏でした。やっぱり、ロンドンとの方が相性がいいのかも。(しかし、ロンドンはペットが…)
8番の方は、やはりスタジオの録音よりも長めになっていますが、感動もの。1部のフィナーレや、2部のフィナーレなどはもう涙ものでした。実際にホールで聴きたかった。だいたいテンシュテットも若干泣いているような感じでしたしね。すばらしい演奏でした。現在映像でしか出ていないようなので、是非CD化してほしいものです。
しかし、マーラーはどうしようかな。ジンマンを1,2番だけ買ったのですが、そろえるか否か…

さて、打って変わって、もう一つ。シューリヒトのモーツァルト
前回の時に買ったのだったかわすれましたが、モーツァルトの41番ジュピターが入ったザルツブルクの音楽祭で行われた演奏を購入して、これはと思って、まえまえから近所の中古レコードCD屋にあった、VIRTUOSOのモーツァルト特集を購入。
まぁ、録音が古いのはある程度覚悟していたんですが、それを超えてなんだか、聴きたくなるなる演奏でした。これで本当にもう少しだけ録音がよければなぁと思いますね。シューリヒトは個人的にブルックナーから入りましたが、ブラームスときて、モーツァルトです。ブラームスもちょっと探しているんですけどね。スイス・ロマンドとの1番はもっているのですが、それ以外の1番を聴きたい。スイス・ロマンド版あまりに早すぎて、あっけなさ過ぎるので、ほかの演奏の解釈を聴きたいものですが、売ってないんですよね…
話が変わってしまいましたが、シューリヒトの個性はモーツァルトでも生きるなと。ハイドンもいいらしい。86番は3番についてきましたが、ほかも聴いてみたいですね。

マーラー:交響曲第1番&第8番 [DVD]

マーラー:交響曲第1番&第8番 [DVD]

これですね、マーラー


では、そんな感じでまた次のお話で…